現場監督@不動産投資@自己啓発

ハウスメーカー勤務10年間で330棟引渡の経験から軒数をこなすノウハウを伝えます

【自己啓発】プライドレス

オリエンタルラジオの藤森慎吾が書いた【プライドレス】を読んだ。

 

まず題名が、気に入った。

プライドレス。そして藤森慎吾。

 

これだけでなんとなく本を読んだ気になれた。笑

 

とはいえ、イメージを確かめるために、読んだのだが、スラスラと読めた。

興味、関心があるものは集中力がすごい。

 

今の自分にピッタリのワードだった。

【プライドレス】

一日のうちに何度も思い出したいワードだ。

 

会社に入社してからというもの、トップを目指し、他人には負けないように、常に周りと比べながら、見た目や中身を熱心に自分で作り上げていった。

 

結果、トップになる事もできて、目標は叶い、それまでの努力や、今までやってきた事に対しての自信に満ちあふれていた。

 

その反面、若干ひとを見下してでもいるような、プライドのかたまり人間がいつのまにか形成されてしまっていた。

 

もちろん自分でも気づいていない。

 

人からの指摘も受け入れたくなければ、謝ることもまずない。

自分が悪かったにも関わらず、すぐに言い訳をしてしまう。

 

だってこっちは一番だぞ?俺が言う事の方が合ってるに違いない。この仕事をやれるもんならやってみろ。

 

少し大げさだが、反論してる時の心の中はこんなところだ。

 

人には熱くなる部分も必要ではあると思うが、今のままでは、ただの「言うことを聞かないガンコじじい」といったところだ。

 

相手へのリスペクトがまるでない。ビジネスパートナーとしては最低なやつだ。

 

そういうことに気づけたのは、割と最近なのかもしれない。

 

去年あたりから、会社での担当物件数を減らして、時間の余裕をつくり、ほかの社員からの意見をしっかりと聞く時間を、可能な限りつくった。

 

今までは、声をかけてくるな!というオーラをバンバンだしていたが、それをなくすことにした。

 

すると、相手側の意見がすんなり聞けるようになり、今まで意地をはって自分の意見を押し通していた意味が、全く無かった事にきづいてきた。

 

問題点は、「自分の意見を通すこと」ではなく、「それぞれの意見から、正しい判断をすること」であり、

そんな当たり前のような事が、意外と出来ていなかったのだ。

 

その考えを持った上で、今の会社にいると、そういうことがいたるところで目につく。上司なればなるほど、限ってこういう人は多い。

もしくは、出世できてないガンコおじさん。

 

問題を提起しても、問題点がややズレで、返ってくる。

 

カレーを頼んでいるのに、ご飯と福神漬けがやや小盛りで届く感じだ。

 

肝心のものがない!!でも対応したテイにはさせられている。

ましてや、無駄に怒られることさえある。

 

そんな場面がよく見えるようになってきた。

上司もそれを気づいていない。わざと問題点を曲げている場合もあるが、たいていは、気づいていない。

 

その原因は、

非を認めたくない。部下に指摘なんかされたくない。というプライドの部分や、

めんどくさいから対応したくない。

そもそも質問の理解ができていない。

 

このあたりだろう。

めんどくさいというのも

「俺がこんなことやってらんないよ」というプライドだったり、

質問の理解ができていないのも

「俺が言う事が全てだから、質問してくるな」

といった身勝手で言う事を聞こうとしないプライドだったりする。

 

やはりプライドさえなければ、スムーズに事が運ぶ場合も大いにあるのだ。

 

プライドが自分を生きにくくしている部分もあるし、周りにも悪影響を与えてしまう。

いいプライドもあると思うが、それは相手に主張するのではなく、自分と戦う時だけに発揮するべきだ。

 

【プライドレス】の本にもあったが、

「プライドレスを貫くことにプライドをもって生きる。」という藤森慎吾を参考にして

 

私もプライドレスな上司になって、部下に慕われていきたいと思います。

そして的確な判断をすることで、会社に貢献をしていこうと心から思いました。

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