【自己啓発】プライドレス
オリエンタルラジオの藤森慎吾が書いた【プライドレス】を読んだ。
まず題名が、気に入った。
プライドレス。そして藤森慎吾。
これだけでなんとなく本を読んだ気になれた。笑
とはいえ、イメージを確かめるために、読んだのだが、スラスラと読めた。
興味、関心があるものは集中力がすごい。
今の自分にピッタリのワードだった。
【プライドレス】
一日のうちに何度も思い出したいワードだ。
会社に入社してからというもの、トップを目指し、他人には負けないように、常に周りと比べながら、見た目や中身を熱心に自分で作り上げていった。
結果、トップになる事もできて、目標は叶い、それまでの努力や、今までやってきた事に対しての自信に満ちあふれていた。
その反面、若干ひとを見下してでもいるような、プライドのかたまり人間がいつのまにか形成されてしまっていた。
もちろん自分でも気づいていない。
人からの指摘も受け入れたくなければ、謝ることもまずない。
自分が悪かったにも関わらず、すぐに言い訳をしてしまう。
だってこっちは一番だぞ?俺が言う事の方が合ってるに違いない。この仕事をやれるもんならやってみろ。
少し大げさだが、反論してる時の心の中はこんなところだ。
人には熱くなる部分も必要ではあると思うが、今のままでは、ただの「言うことを聞かないガンコじじい」といったところだ。
相手へのリスペクトがまるでない。ビジネスパートナーとしては最低なやつだ。
そういうことに気づけたのは、割と最近なのかもしれない。
去年あたりから、会社での担当物件数を減らして、時間の余裕をつくり、ほかの社員からの意見をしっかりと聞く時間を、可能な限りつくった。
今までは、声をかけてくるな!というオーラをバンバンだしていたが、それをなくすことにした。
すると、相手側の意見がすんなり聞けるようになり、今まで意地をはって自分の意見を押し通していた意味が、全く無かった事にきづいてきた。
問題点は、「自分の意見を通すこと」ではなく、「それぞれの意見から、正しい判断をすること」であり、
そんな当たり前のような事が、意外と出来ていなかったのだ。
その考えを持った上で、今の会社にいると、そういうことがいたるところで目につく。上司なればなるほど、限ってこういう人は多い。
もしくは、出世できてないガンコおじさん。
問題を提起しても、問題点がややズレで、返ってくる。
カレーを頼んでいるのに、ご飯と福神漬けがやや小盛りで届く感じだ。
肝心のものがない!!でも対応したテイにはさせられている。
ましてや、無駄に怒られることさえある。
そんな場面がよく見えるようになってきた。
上司もそれを気づいていない。わざと問題点を曲げている場合もあるが、たいていは、気づいていない。
その原因は、
非を認めたくない。部下に指摘なんかされたくない。というプライドの部分や、
めんどくさいから対応したくない。
そもそも質問の理解ができていない。
このあたりだろう。
めんどくさいというのも
「俺がこんなことやってらんないよ」というプライドだったり、
質問の理解ができていないのも
「俺が言う事が全てだから、質問してくるな」
といった身勝手で言う事を聞こうとしないプライドだったりする。
やはりプライドさえなければ、スムーズに事が運ぶ場合も大いにあるのだ。
プライドが自分を生きにくくしている部分もあるし、周りにも悪影響を与えてしまう。
いいプライドもあると思うが、それは相手に主張するのではなく、自分と戦う時だけに発揮するべきだ。
【プライドレス】の本にもあったが、
「プライドレスを貫くことにプライドをもって生きる。」という藤森慎吾を参考にして
私もプライドレスな上司になって、部下に慕われていきたいと思います。
そして的確な判断をすることで、会社に貢献をしていこうと心から思いました。